映画が趣味になりました
ひょっとしたらおいらの感想を見てから、その映画を観る人もいるかもしれないんで、
どれもこれも中途半端な紹介になりそうです。
ネタバレになりそうなことは書かないつもりですので安心してどうぞ。
というよりは、映画を観てない人にはさっぱりわからない感想になってしまっているので、
なんとかせねばならないですね、ムムム。
5月22日
これを書こうとする間に、パソコンが3度ほどフリーズしました。
もう勘弁して欲しいので、ビクビクしながらこまめにセーブ、セーブ、セーブ。
5月になって、映画に出かけてないので更新されません。
街まで自転車で30分弱ってところなのですが、ものすごく遠く感じます、
忙しいので、学校にいなきゃならない気分。
映画に行ってしまっても良いのだけど、映画館を出たときに、すがすがしさを感じるよりも、
はるかにこんなことしている自分を、涙を流しながら後ろから撲殺したい気分になりそうなので却下です。
こんなの映画好きじゃないやい、というのは当たりです、
食費を削りに削って、学校で砂糖をなめカロリーをなんとか補給しながらでも映画に行くのが正しい姿らしいですので、
自分には、まだ失うものや失いたくないもの多少あるので、そこまでできません。
趣味、映画鑑賞になるのも楽じゃないんですね。
プープーの物語
Story of PUPUです。あやしい話です。
女の子2人が、赤ちゃんとふらつく話で、その赤ちゃんの名前がどうやらプープーらしい、
そんな説明でわかるか、とお思いでしょうが観てもわかりません。
よくわかんない、そりゃ間違ってるだろとツッコミたくなるところ満載の確信犯的映画でした。
貧相なジャンボさんとか、盲目の殺し屋が車を運転しているなど、ぜったいおかしいと気になっていたら、
先輩もあれは奇妙だと感じたらしく、
自分だけアウターゾーンに足をつっこんだ気分になったわけではないらしいので安心しました。
人間よくわからないモノには理由をつけたがるものらしく、この映画のあやしい部分は、
「スタンド(幽波紋)」だということに決定しました。(またジャンプネタだ)
トランクマンなんて、スタンドでしょう疑う要素もなく。
謎は全て解けました、自分の中では。
ダークマスク 黒侠
正義の心に目覚めた改造兵士が組織と戦う話。
世界最高のアクションスターであるらしい、ジェット・リーはすばらしくかっきー(かっこいいの比較級)。
これだけのアクションを見せられると、香港映画らしいとってつけたようなストーリーが、
じゃまに思えて仕方ありません、もっと戦ってくれと脚本の人にはわるいんですけどそんな気分でした。
どのくらいのスゴさかというと、ドラゴンボールはムリでしょうけど、
男塾やキン肉マンだったらイイ勝負ができそうな強さです、ああうっとり。
それが見れただけで、充分満足なのですが少しばかりの疑問を、
中国将棋をとても楽しそうにしてたんですけど、研究室でやってみる限りではつまらないですアレ、
「じゃあ次は飛車を抜きで」なんて言ってましたが、それで勝負なるのだろうか、
映画とは関係ないのですが、日本の将棋は多分偉大です。
もうひとつ、ヒロインが美人というより3枚目っぽいのはなぜでしょう、
ジャッキーの映画でもそうだったりするので、香港じゃあそういう系統の人が好まれるのでしょうか。
自分は香港人じゃないので不思議なのですが、いいのかなあ。
完全なる飼育
女子高生誘拐事件の話
昼のNHKで竹中直人が自分の主演映画の宣伝をしていたので、その映画のとなりの映画館でやってた、
別の竹中直人主演の映画を観に行きました、ちなみに監督は和田勉。
ぢょしこーせい誘拐とか教育上良くない内容のような気がしますが、実際あまり良くなさそうな内容でした。
完全なる愛を求めて誘拐するらしいんですけど、誘拐が間違ってるとはあえて言いますまい、
愛にたどり着く道のりは人それぞれだろうから、でもこんなのマネしてもぜったい上手くいかないだろう、
そんな説得力だけはある、盛り上がりをみせない展開で、やはり和田勉は昔の人なのかと思わせる、
古くさい演出だけが楽しめました(それが少し前の時代を表現する手法の可能性もアリ)。
世の誘拐事件がこれみたいにまぬけな結末ばかりだったら、さぞかし平和だろうなと思いました、
もちろん悪い意味でね。
人間合格
事故で10年間の昏睡状態から目覚めた男の話。
女と女と井戸の中
車でハネた男を井戸に突っ込んだら、お金まで一緒になくなってしまってもめる話。
鮫肌男と桃尻女
登場人物の大部分がやくざで、人も死ぬやらでかなり物騒な映画。
それにしては、おかしな方向にズレてる人ばっかりなので、
やってることは殺し合いでも、なんかおもしろかったりするのが、
こういう映画のうまさなんだろけど、そーいうので楽しめるのは、
人間性が多少歪んでるのじゃないかと、なんか不安です。
ほかの人が観てもおもしろいよねえ、きっと。
最後が「あっ」と終わるので、すっきりしつつも釈然しないままでした。
なんだかわからないけど、突っ走ってしまうことにも訳があるってことなんですかね、
うにゃあ、受け取り方なんだか難しいや。
誰かさんと誰かさんが全員集合
産まれてもいない1970年のドリフ映画、観たことなかったので行ってきました。
当日は大物ゲストの舞台挨拶があるというので、1時間前の開場時に長蛇の列、
結局収容が100人の劇場に200人ぐらい入ったようなので、
いまだにドリフの人気オソルベシなのか、みんなミーハーなのか。
(おいらもミーハーの一人だったりするのが、恥ずかしいですけど)
そこで現れたのが、ジャンパーの背中の「Boo」の字もまぶしい高木ブー。
福岡に暮らしてて、間近に芸能人を見たのはこれがはじめて(だよなあ)、
会場は盛り上がったんですけど、芸風のままのトークであまり語りませんでした。
やはりこれこそが「動かざる男ブーなのか」なんて思いました。
で、映画を観に来たんだから映画の話。
荒井注がいて、みんな若かったです。
実は荒井注のいるドリフは今回が初めて(この辺もミーハー)、
これがあの踊る大捜査線になるとは思えない、若さあふれる長さんやその他のメンバー、
自分が知ってるドリフと変わらないお約束のドリフらしさや、ちょい役で出演の志村で、
知らない分だけ新鮮に、知ってるからこそより一層楽しめました。
それにしても、昔のドリフの笑いのえげつのないこと、
8時の全員集合の時の、志村いじめの笑いなんてかわいいものってぐらいの容赦のなさ、
今だったら、眉をしかめるPTAがいること間違いなし。
こういうおバカな映画を、超満員の観客と一緒に笑えたのはいい経験でしょう、うん。
ガンドレス
御覧いたただく方は、複数箇所に不完全な部分があることを御納得の上、
ご入場ください。(ご入場いたただいてからの料金の返却はいたしかねます。)
なんて注意書きがしてあったら、ふつう「どんなんだろう」って気になりますよねえ。
ふつうのふつうだったら、気になってもお金を払ってまで観ようとはしないんだろうけど、
誘惑に負けて、ふらふらーと観てしまいました。
期待に違わぬ、それ以上の出来でした。
アニメ映画だったので「仕上がってないところがあるのかなあ」
ぐらいの覚悟はしていたのですけれども、部分的にダメなところを差し引いて、
がんばってひいき目に見て、全体的にいまいちか、もうちょいとずいぶん下。
制作者の人ごめんなさい、フォローがとてもムリがあるんですけど、
色がぬれてないカットとかが、アクセントになってて楽しめました。
あんなのが予想していた完成形のはずはないと思うから、
こうなってしまうまでに予算とかスケジュールで、
阿鼻叫喚の修羅場が繰り広げられたかと思うと、リングなんかより呪いレベルは高そうです。
劇場公開バージョンが二度と日の目を見ることはなさそうなので、
こんなのも幻の映画になるんでしょうか。
これは得したのかなあ。
ガメラ3
ものすごくおもしろいし、とてつもなくおいら好みの映画。
ガメラはかっこいいし、前田愛はかわいいと思うのですがいかかがでしょうか。
おいらは、ガメラのデビルマン的な姿にもうメロメロ、
感動のあまり涙が出そうでしたけど、子供ばっかりで賑やかな館内では、
人目が気になって、あまりメソメソもできずそそくさと劇場を後にすることになるような、
「春休みだから映画にでもいくか」な親子連ればかりの映画館でしたけど、
怪獣映画は子供向けなんて思わず、みんな観ようよ、ねえ。
小学生より20歳過ぎのほうが楽しめそうなストーリーでしたしね。
(でも怪獣ものらしいチープな話でもあるのが、なつかしくもあるところ)
かく言うおいらも、ガメラ1も2も観てないのでえらそーなことあんまり言えません。
最後にどうでもいい見どころを一つ、ガメラ3略してG3なのに、
でてくるマックがパワーマックなところ、こんなこと気にしてる自分が情けない。
とにもかくにも、最近観た映画のなかで、一番気に入った作品でした。
このくらいハマレる映画にまた出会いたいです。
よーし、がんばって映画観よう。
がんばっていきまっしょい
同じ研究室で、この映画をやたらとすすめる人がいたので、
どんなにおもしろい映画なんだろうと期待して観てみたら、なんのことはない、
そいつの地元が舞台の映画でした。
だからといって、期待はずれだったわけではなくて楽しめる映画でした。
まず、松山が憧れてしまうような素晴らしい風景で、旅行に行きたくなりました。
本当に海がきれいで、山国育ちのおいらでさえほれぼれしてしまいました。
あと、高校のボート部が舞台だったんですけど、高校の部活はおいらの弱点です、
自分も部活に入れ込んだタチだったので、ボートに打ち込んでしまう気持ちが、
自然に伝わってきて、「そんなころもあったよなあ」って気分にさせられました。
うわー、まだ昔をなつかしむ年じゃないはずだよ、おいら。
そんなわけで、なつかしくなったり、ちょっとイヤな気分になったり、
四国に旅したくなったりと、いろんな想いができて楽しめました。