映画が趣味になりました
7月13日
さぼってたんですけど、映画は観てました。
面接で趣味はと聞かれて、
「ゲームというのは、あんまりですので、最近映画を観るようにしています、
趣味、映画鑑賞にしようと思ってるんです」
(記憶にある限り、その場のセリフを再現。
社長も目の前にいるような、まじめな面接だったことを考慮しないでも、
この短いセンテンスの中にも数限りない、間違いがありそうだ。)
と、答えるぐらい(にわか、やっと1年かな)の映画好きですから。
サイモン・バーチ
ハウス名作劇場のような、子供のホロリといい話。
信仰心がテーマだったようだが、神様とか奇跡もでてこないので、
無信仰なおいらでも素直に楽しめました。
昔は、ハウス名作劇場とか大相撲のダラダラした展開が好きになれなかったのですが、
淡泊に進んでいってしまう大相撲ダイジェストや、この映画を観て考え方が変わりました。
この映画についてで言うのなら、ある時間でまとめなければならないので、
主要なエピソードしか登場しないのが残念でしょうがないのです、おいらは。
限りある少年の「輝く季節」をもっと物語の大筋に関係なくても見たいのです。
これは映画にもとめることではないので、ハウス名作劇場の復活を切に希望、
今は∀ガンダムがそれっぽいので我慢しとくきますけれども。
途中の表現「輝く季節」はプレイステーションのゲームタイトルより、
俗に言うギャルゲーですけど、病んでる人が多数登場し、
現実に適応できない部分があるのではと感じている人の一部は共感できそうなので、
そんな非常に限られた人たちにオススメ。
映画の話だったはずなのに、ほかのジャンルのほうがいきいきしたこと書けそうだ、
映画好きへの道はまだまだ険しい。
ムーンライトドライブ
ホアキン・フェニックス主演の映画なので行ってきました。
友情のありがたさと、押しつけられる友情のやっかいさがわかりました。
オロオロしてるようでしたたかな主人公が良かったです。
小さな兵隊
何も知らずに映画館に入ったら、モノクロの映画をやってました、
あとでポスターを見たところ1960年の映画でした、とてもいい加減なおいら。
情報を仕入れていったらいかないような映画だっただろうから、
めぐり合わせの妙を楽しもうと思ったのですが、すさまじく淡々としていて、
楽しみ方がわかりませんでした。
淡々とした拷問シーンなんか見せられてどうすりゃいいんだよ。
あと時代が違うのか、おいら的には女子高生なんかがするものに思える手首を切っての自殺が、
男のするものだとと主張されたりで内容もつかみきれませんでした。
おいらの手にはおえない映画だったのでしょう、多分。
恋はワンダフル
えーと、非常に納得のいかなかった映画です。
思い込み(特にワンダフルって番組を見ていない点)で書いてますので、ただの偏見に満ちてます。
映画が始まる前から、題名に疑問を感じてました、
別に恋がワンダフルなのは悪くない、自分だって映画をみれば「ああ、なんてワンダフルな恋なんだろう」
と思うことだって山ほどある。(映画になるほどの恋だったら、たいがいワンダフル)
いろいろ考えても、考えれば考えるほど、どーしても、
「ワンダフル」という番組で公募して、決まったタイトルが恋はワンダフルってのが非常に気に食わない。
あの番組で恋愛映画のタイトル募集したら、まさにつきそうな名前、
この映画だからこそって名前なのかよ、はなはだ疑問です。
それを確かめるために観ました。
邦題はこんなのですが、原題は「THE MATCHMAKER」直訳は多分「仲人」です。
そのMATCHMAKERが原題である意味はよくわかりました、
さすが仲人、恋の見事な引き立て役(これだとピエロみたい)になってましたし、
選挙の参謀もでてきて自分の英語の知識では自信がないけれども、それもMATCHMAKERっぽいので、
なるほど考えたタイトルだと納得しました、原題は。
それでは一般公募による日本語タイトルについての考察、
自分にとっては(悪い先入観が用意されすぎで公平な判断できてないかもしれませんが)
恋愛のドラマチックレベルが低いので、ワンダフルな恋とは思えませんでした。
主人公達の前に立ちはだかる障害とか、くっつかなさそうなのが上手くいくのような展開でもないので、
すんなりとカップルになってしまった奴らのどこがワンダフルだ、ってのはこじつけでしょうか。
それで一番ムカついていることなんですけど、
こんなどうしようもないタイトルより、もっとふさわしい題名が自分におもいつかないことです、
直訳の仲人はイメージがわかないし、THE MATCHMAKERも恋愛映画だとおもわせるには弱そうだ、
だったら、恋はワンダフルしかないじゃないかになってしまう。
くやしい、くやしい、くやしいよう。
自分の無力さを思い知らされてしまいました、あーくやしいんだってば。
オフィスキラー
じめっとしたOLが、じめっとした連続猟奇殺人をする話。
映画の紹介みたら、ホラーらしいんですけど殺人が考え無しにあっさり行われるので怖くないです。
しかし屍体の扱いはすばらしいので、イヤな気分になれるのは間違い無し。
これは、この映画のこだわりが殺すまでではなく、殺してからなんでしょうね。
でも、怪物が人殺しするわけでもなく、ある意味だけでも人間(特殊な人なので)が殺人してるのだから、
バレない犯罪としての説得力があったほうが、個人的には面白いと思うのですけれども。
ねえねえ、ほんとにみんな気がつかないの、
あんなてきとーに殺して、ぞんざいな死体の扱いだよ、
わかるでしょ、というよりなんで気がつかないのさあ。
そのへんにはこる必要のないのかもしれないけど、気になりながら観てました。
オークラ劇場七夕イベント
吉行由実監督を迎えて
恋のバッキュン大作戦
と
イノセント・キス
この映画館での3回目の企画、今回は本来の上映物である成人向け映画の上映会、
監督さんのお話しと、ゲイ・ムービーとピンク映画です、初体験です、ドキドキでした。
失礼な言い方になってしまうのですけど、今までの企画がよかったのか、
こんな上映会なのに、普通に街にいるような若い人ばかりで映画館がいっぱいです、
男女比も半分づつくらい、こんな映画でこの観客層は快挙なのではないでしょうか。
順を追って、まずは監督さんのことから、
女優をなされてることもあって、美人です、浴衣です、良いです、
話しも興味をそそります。
「ゲイ・ムービーを撮ったのは、知ってるのは毛むくじゃらでおっきな男の人がどーのこーので、
怖かったのですけど、好きにしていいとのことでしたので、
かわいい男の子はべらせて映画を撮ったら、楽しいかなあ、と。」だそうで、
良いです。
他にも、ピンク映画は女優3人だして、それぞれに絡みが必要で、
撮影は3日でやること、撮影費が足りないので自分もでてることなど、
知らないことばかりなので楽しめました。
この後の映画の中では、非常に女優らしかったのですが、
ここで講演というよりはトークショウをしている吉行監督は、
なんだかその辺にいそうな、のほほんとしたおねーさん、
良いです。
それでは、映画の感想に。
他のこういった作品を観ていないので、比較は全くできないのですが、
絡みはあるにしても、普通の映画です。
変かもしれませんが、絡みも普通というか、なんだかおとなしいです。
ストーリーもありそうな、あってもおかしくないこと、
紹介につかわれてた言葉でいうなら、日常が描かれているので、
ある意味平凡かもしれないカップルのエピソードでした。
あたりまえのことなんでしょうが、登場人物が納得できる性格設定で、
ちゃんとその人たちの気持ちがわかるんですよ、一般向けの映画でも
「何考えてんだ、こいつ」てな話がたくさんあるので、安心して観ることができました。
ほめてますけど、残念ながら60分にみたない映画、
壮大な話になるわけでもなく、あるひとときの出来事で、
映画の前にも後にもストーリーが続いているので、ものたりない人はいるかもしれないかなと、
自分はあっさりとしてて、これでも満足してしまいましたけど。
これだったら、普通の映画と同じようなあつかいで一般の人も観ればいいのにと思うのですけど、
なんか成人向け映画館ってのは、入りにくい雰囲気がプンプンで、
それに上映時のタイトルはえげつないものになってしまっているうから、
タイトルからは、どんな内容か予想するのが難しくなってしまうのも問題かなと。
まあ、機会があったらみなさんも、普通に暮らしてたらそんな機会はないでしょうし、
他もおすすめできるのかについては情報を持ってないのですが。
オークラ劇場様、希有な出会いをありがとう。