☆ぎょしゃ座

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2004年02月10日  撮影地 宮崎県湯山峠

冬の大三角の次に目立つのが、ぎょしゃ座のカペラであろう。

5角形にならんだ特徴的なカタチが天の川の中に存在し、赤に強いフィルムで撮影してみると、密集する星々の中に

HU領域が浮かび上がって来ます。さらにすぐ近くにメシエカタログの星団M36,37,38も並んでいます。

 

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DATA PENTAX67 105ミリ F4 露出41分 エクタクロームE200 +1.5段増感

タカハシEM200 自動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ぎょしゃ座中心部

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2003年10月21日  撮影地 宮崎県湯山峠

そのHU領域の代表格がこの2つの散光星雲。左のIC410は比較的明るく、条件さえ整えば双眼鏡で確認できます。

右側の大型の散光星雲は、IC405と呼ばれ、南に淡い星雲が広がり、そのカタチから”まがたま星雲”とも、呼ばれています。

 

DATA タカハシ製フローライト 407ミリ F4.5 露出30分 エクタクロームE200 +1.5段増感

タカハシEM200 FC−65 半自動

 

 

 

 

 

 

 

 

☆IC405のクローズアップ

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2004年01月13日  撮影地 自宅

まがたま星雲のクローズアップ。

中心付近は色彩的ににぎやかであり、赤や青の入り混在した様子を、最近のフィルムで的確に表現することが出来ます。

 

DATA セレストロンC8 1000ミリ F5 露出50分 エクタクロームE200 +2段増感

タカハシEM200 C8オフアキシスガイド+TGV-M 半自動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ふたご座

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2004年02月12日  撮影地 宮崎県湯山峠

ぎょしゃ座のとなり、こいぬ座との間にあるのが、このふたご座。

足元に天の川が流れている。画面左にある赤い星雲はいっかくじゅう座のHU領域。

 

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DATA PENTAX67 105ミリ F4 露出30分 エクタクロームE200 +1.5段増感

タカハシEM200 自動

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ふたご座の足元 以下3天体のクローズアップ

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2004年02月20日  撮影地 宮崎県湯山峠

その中でふたご座の足元は、散光星雲、超新星の残骸、散開星団の異なった天体が集まっているところ。

とてもにぎやかです。

導入は簡単。ふたご座η星(3.3等級)を中心に構えるだけ。

 

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DATA タカハシ製フローライト 407ミリ F4.5 露出30分 エクタクロームE200 +1.5段増感

タカハシEM200 FC65+TGVM+AGA1 自動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆モンキー星雲

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2003年12月24日  撮影地 自宅

まず1つ目、今年は申年。今から20年近く前、ハレー彗星がこの星雲のすぐ近くを通過。イプシロン160をNJPに乗せて、103a-Oでその姿を見事に捉え、天ガの表紙を飾った大見士朗さんを思い出します。

エクタクロームE200で明るく写せます。ただ眼視では残念ながら赤外領域に近いので、暗い峠に行って、フローライトなどのコントラストのよい光学系でようやく、うっすら見える程度です。

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DATA セレストロンC8 1000ミリ F5 露出51分 エクタクロームE200 +2段増感

タカハシEM200 C8オフアキシスガイド+TGV-M 半自動

 

 

 

 

 

 

 

☆M.35とNGC2158

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2004年01月17日  撮影地 自宅

2つ目、眼視(双眼鏡)において、一番目立つのがこのM35.よく見ると画面左下に小さな散開星団NGC2158が寄り添っています。M35までは2800光年、NGC2158までは16000光年。立体的に考えると楽しい。

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DATA セレストロンC8 1000ミリ F5 露出50分 エクタクロームE200 +2段増感

タカハシEM200 C8オフアキシスガイド+TGV-M 半自動

 

 

 

 

 

 

 

☆超新星の残骸 くらげ星雲

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2004年01月27日  撮影地 自宅

3つ目、これは眼視ではまず無理。写真撮影すると、中央に明るいフィラメント構造。左上に反対側の薄い部分も見えています。超新星爆発の残骸と考えられています。冷却CCDでさらにクローズアップで撮影すると、これがすごい。

 

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DATA セレストロンC8 1000ミリ F5 露出50分 エクタクロームE200 +2段増感

タカハシEM200 C8オフアキシスガイド+TGV-M+AGA-1 自動

 

 

 

 

 

 

 

 

☆エスキモー星雲(ふたご座)

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2004年02月11日 撮影地 自宅

ふたご座δのそばにある惑星状星雲です。視直径は47”X43”、木星よりやや大きい程度。こういう小さい天体は、大気の揺らぎが少ない時に撮影したいものです。4度目の挑戦にて得られた画像ですが、写りはいまいちです。

冬は、シーイングが悪く狙うなら秋か冬?でしょうか。

 

DATA WATEK WAT120N 2000ミリF10

IDAS3色分解フィルター+赤外カット  L;40分  B7分;G5分;R8分 総露出60分   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ペルセウス座

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2003年12月27日  撮影地 宮崎県湯山峠

上にペルセウス座Mel20、中央左に赤いカルフォルニア星雲NGC1499、下に青いすばるM45、Mel20の右下に小さな散開星団M34があります。天の川が斜め方向に流れており、暗黒帯が複雑に入り組んでいる。

これには写っていませんが、二重星団hΧや、大型の散光星雲IC1805、1848もこの星座に入ります。

 

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DATA PENTAX67 105ミリ F4 露出30分 エクタクロームE200 +1.5段増感

タカハシEM200 自動